■ 2010/01/12 頌春 2010
遂に年が明け2010年寅年ということに。私、年女、いや年媼でございます。年末年始は「編み物」にはまり現在セーター1枚半。薬局に血圧の薬を取りに行きまして、ちょっと混んでいたものですから隅の椅子を拝借し座り込んで編んでいますと、「まあ、いい色ですね。編み物、お好きなんですか?」と薬剤師さん。「ええ、頭にいいんです。」「そうですね、数も数えますしね。」「・・・・・・・・」私、頭を空にするために編んでいるんですけど。まっ、いいか、数も数えられなくなってはマジで指揮者も引退、せっせと数えましょう。
■ 2010/01/20 あっと言う間
あっと言う間に時が経ち、と何度言い訳をしたか分からない自分にほとほと愛想がつきかけていたのですが、この「あっと言う間」に3目は進むのが編み物の妙。とにかくなにがなんでも「編みたい」気持ちが最優先の3週間、ボーッとしている時は皆無だったと言って良いのです。2枚の自分のセーターが編み上がったので、暫くは毛糸も編み棒も隠し、さあ仕事だ!
■ 2010/01/23 今夕のSoli Deo Gloria
たった今、1/23午前11時半ですが、夕方6時から行われるSDGのプログラムが刷り上がったので、急いでお知らせ致します。今夜のプログラムはシュッツのモテット3曲にバッハのカンタータ1曲というオーソドックスなもの。先日久しぶりにシュッツのモテットの練習を致しまして、やはり彼のなみなみならぬ確信、伝えるべきものにピタリと結ばれた焦点の狂いの無さ、音楽を進めて行く技に改めて感心させられ、また感動致しました。シュッツ合唱団はなんといってもこのシュッツの組み立てたこの音に育てられたと言えます。曲は1648年のガイストリッヒェ・コーアムジークより3、4、5番です。
バッハのカンタータは124番<わがイエス、われは離さじ>です。コラール・カンタータの一つで、Ch.ハイマンの作詞ですが、元となったのは、シュッツが楽長をしていたドレスデン宮廷のザクセン選帝侯ヨハン・ゲオルク2世の臨終の言葉だそうです。このコラールの最終詩節の各行の言葉が J, G, C, Z, Sで始まり、このことから本来の作者Johann Georg Churfürst zu Sachsen が浮かび上がるという仕組みになっています。因にシュッツが亡くなったのは1672年、ゲオルク2世の没年は1680年です。
演奏時間17分という比較的短いカンタータですが、オーボエ・ダモーレの妙なるオブリガートが第1曲の合唱と第3曲のテノールのアリアに出現します。ダモーレの奏者はベテラン宮本忠昌さん、どうぞ今夕お時間のあるかたは是非とも杉並区上荻4丁目の本郷教会へお出かけ下さい。午後6時からです。
_ Eli [先生、先生あてにメールを出すとなぜかメールが送信できず、戻ってきてしまう現象が起きていますが、わたしだけでしょうか。..]
_ Y .TANNO [Eliさんへ そんなことが起こっているとは知りませんでした。申し訳有りません。調査して貰います。因に今戴いたメールは..]