■ 2014/06/13 夏のコンサート(FaceBookより)
ドイツ語福音教会(Kreuzkirche)でカントライの指揮者となって1年半、3回目のコンサートが間近かとなりました。いえ、メンバーは大変な努力の末、4月2日にはバッハ《マタイ受難曲》を国分寺チェンバー、メンデルスゾーン・コーア、シュッツ合唱団と共に歌ったのですから、4回目の本番ということになります。
今回はより抜きの心躍る夏の歌を集めたプログラム。モンテヴェルディ、メンデルスゾーン、シューマン、ディストラー、ブラームス、クナープ、シューベルト、マウエルスベルガー、セザール・フランクと9人にも及ぶ作曲家、国はイタリア、ドイツ、フランス、時代は初期バロックから現代です。文字で見ると気が狂ったような選曲ですが、詩は黎明、朝、真昼、夕暮れ、そして真夜中と流れ、森、風、夜鶯という単語が幾度となく出てきてなかなかの雰囲気〜〜〜全14曲を続けてお聴き戴ければ嬉しいです。
6/15(日)午後6時 五反田クロイツ・キルヘ 品川区北品川6−5−26 www.kreuzkirche-tokyo.jp [無料・献金]
■ 2014/06/23 藝大同期会
お誘いの文面に「もうそろそろかな、と思うこの頃ですが・・」というようなことが書かれていた同期会、為さねばならぬこと山積の日々ゆえどうしようかと迷っていたのですが、同級生のバリトン平野忠彦さん急逝の記事に接し、出席を決心しました。
6/22(日)正午、昭和32年入学の楽理、作曲、ピアノ、弦、管、声楽、邦楽専攻生が一堂に会し昼食。色々な方が、それぞれ人生がぎっちり詰まったようなお話をなさったので、いくつかご紹介致します。
三味線のA氏「三味線の音、一音聴いただけで、善人か悪人か分かります。」
ヴァイオリンのK氏「演歌の伴奏とバロック音楽でここまで来ました。」
ヴィオラのO氏「T響でヴィオラを弾くこと31年、定期演奏会401回。」
バリトンのK氏「学部時代は60年安保!毎日デモへ。今の状況、当時と良く似ている。皆を誘ってデモに行きたい。この日本、どうにかせねば!」
75歳〜82歳の音楽家たち、やはり会えて良かった、としみじみ思いました。