■ 2011/11/06 杉山好を送る会
10/29(土)杉山好を送る会。恵泉女学園大学で礼拝と茶話会があった。悲しみの影というもののない珍しいひとときだった。皆が杉山先生は天国に行かれた、と信じ切っている様子、というより、その場が天国のようだった。色々な方々のスピーチの後、先生のご長男のフルート、ご長女のピアノでバッハのポロネーズが演奏され、そこで末っ子のパフォーマー、えりさんが踊った。杉山先生が乗り移ったのかと思った。難しい顔をして遠くから綱をたぐり寄せるような振りは、まるで杉山先生がたった一つの日本語を探し当てるまでの苦闘さながらであったし、その後半眼で場を宥めるような動きは、これだと確信された言葉によって、この世と神の国が一つになったよう・・・杉山えりの即興舞踊は既成のジャンルを超えたものだが、バッハとの組み合わせによって浮遊する思いに核が生じ、自由な動きのなかに律が感じられ、常にも増してシャープであった。
本日午後6時 本郷教会Soli Deo Gloria<賛美と祈りの夕べ> Vol.272 バッハのカンタータは180番 <装いせよ、おお我が魂よ> です。詳細はスケジュール欄にて。ご来会をお待ちしております。
■ 2011/11/16 <レクイエムの集い>
今年もレクイエムの季節となり、明後日(11/18 金)午後7時より、東京カテドラル聖マリア大聖堂におきまして、恒例の集いを催します。演奏曲目について、以下のようなノートを書きました。当日お聴き頂ければ大変うれしく存じます。
■ 2011/11/27 <レクイエムの集い>終わりましたが・・
11/18金<レクイエムの集い>が終ってから仕事がやけに立て込んでしまい、コンサートのことを何も書けずにいます。書いても書いても終らないレポートを1つ抱え、コンクールの審査、合唱の練習、PCが壊れてしまったTさんの仕事を引き継いで、「歌の集い」のチラシとチケットを手作り、これは今終りました。明日の朝9時半に発声学会の会場で配ります。そして11/27日6時からSDG本郷教会。カンタータは61番と132番の2曲。もうアドヴェントなのです。
今更、と言われそうですが、合唱の練習というのは実に楽しいですね。指揮をせずにただ歌う、というのが一番ですが、そうも言っておられず、この間の水曜日からシュッツ合唱団はリスト<キリスト>の練習に入りました。リストが、《キリスト》は私の遺言、と言っただけあって彼のさまざまな顔を視る事が出来ます。この間、彼の<レクイエム>を聴いてくれたピアニストの友人が、「こんな曲を書いていたんだ! 初めてリストを弾いてみたいと思った。」と言って帰りました。やったァ! 本懐を遂げた思いです。レポートを書き終わったらまたいろいろお話しましょう。
_ eli [記事にして下さりありがとうございます。曲りなりにも17歳で始めた独学の踊り。26歳から始めた老人ホームでの披露。 気..]
_ Y.TANNO [ 「私の身体から出るものは、私が体験してきた全てです。」この台詞なかなか言えるものではありません。自信を持って進んで..]