ムシカWeb通信

　大村智博士のノーベル賞受賞のニュースに感動！

微生物、北里研究所という活字にオオッと思ったのです。さらに北里柴三郎博士以来100年との報道に涙が出そうに。

　北里研究所成立以前に伝染病研究所というところがあり、北里博士は伝研の所長であられたとのこと。が、問題が生じ北里博士以下15名余の研究者が辞職し北里研究所を創設されたとのことです。この研究者たちのなかに、父が尊敬し、教えを受けた小林六造という先生がおられました。

小林先生の書かれたものを読みますと、発足当時は研究室が狭く朝昼交代で研究をし、その意気込みたるやもの凄く、赤穂浪士の如きものであったそうです。父もある期間北里研究所に通っていましたので、大村博士ノーベル賞までの道のりの一端を担っていたのだ、と感慨ひとしおでした。

　いや、とにもかくにも、これだ、と思ったことは続けましょう。