ムシカWeb通信

■ 2009/11/04 紺碧の空はいよいよ蒼く

　何ということでしょう。＜パウロ＞から一ヶ月と二日も経ってしまいました。年を取ると時間が速くたつ、といいますが、事実は全く違います。時間の速度は変りません。そこに身を置く自分の行動がのろくなっているのです。愚図愚図しているうちに「ああ、もうお昼だわ」ということになるのです。「お昼だわ」に続くお粗末は「あれっ、お昼はもう食べたんだっけ？」「あれっ、何を食べたのかしら？」

　この二つの「あれっ」は、脳の反応部位がまるで違うのだそうで、最初の「あれっ」の方が重大なのだそうです。いずれにしろ私、これ位の「あれっ」は意に介しませんが、昨日のお昼に起こったことはいささか深刻。

　「なんて奇麗な空、こんなブルーが東京で見られるなんて」と私はうっとりと空を見乍ら歩いていました。その色は透き通るような青ではなく、ちょっと碧（みどり）がかった、コクのある水色でした。マンションの煉瓦色と実に良くマッチしていて「なんて奇麗、ここは本当に東京なの？」と繰り返し独りごち、気分は上々、心は浮遊し恍惚寸前。

　バスに乗り窓外に目を遣ると、建物の色は普段より曇っています。「どうしたのかしら」ハッと気付く。私、サングラスを掛けていたのでした。気を取り直し（自慢ではないが、私の恐らく唯一の取り柄は、気を取り直すのが速いということ）再び空を見上げる。美しかった！

■ 2009/11/16 <レクイエムの集い>

　今年度の＜レクイエムの集い＞が11/18（水）三鷹市の芸術文化センター[風のホール]で開催の運びとなりました。

■ 2009/11/28 2009<レクイエムの集い>

　11/18 (水）三鷹・風のホール＜レクイエムの集い＞無事終了致しました。すぐにもご報告したかったのですが、4日後の11/22(日）という日の午後と夜に本番があり、これが全く違うプログラムだったので、その準備・・プログラムの訳詞とリハーサル・・でまたもや大わらわとなり、その二つの本番がやっと終った翌日は「ヘレン・ケラー協会」の音楽盲学生のコンクールで朝から審査でした。11/24の夜から11/27までは毎日練習、講座と続き、なかなかレポートが完成しませんでした。10日も経ってしまいましたが、以下当日の模様です。