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ムシカWeb通信


■ 2016/09/20 堀越選手  FBより

 アーーーー、堀越信司選手リオ・パラリンピック第4位!!!

惜しい、と言えば惜しい、しかし、凄い、と言えば凄いですね、この順位!

 私はもう泣きそうです。パラリンピックに関しては思うところ多く、また学ぶところ膨大、というか、かけがえの無い内容を目前に与えられ、申し訳ないが健常者のオリンピックとは桁違いの日々でした。

さて、私もペラペラと母国語を操る人々に紛れ込んでドイツ・リートなどをひねくる毎日、これもある種のパラリンか、と遅まき乍ら本日目覚めた次第です。

1 El Amin Chentouf

モロッコ 2:32:17

2 Alberto Suarez Laso

スペイン 2:33:11

3 岡村正広

日本 2:33:59

4 堀越信司

日本 2:36:50

5 和田伸也

日本 2:39:


■ 2016/09/10 再臨はリオから FBより

 昨日、信司くんのお父様、喜晴さんと電話でお話しました。

「いやあ、信司くん、おめでとうございます!FBでお知らせしましたら沢山の方から応援の気持ちが寄せられています。」

「ありがとうございます。しかし一番驚いているのは我々両親です。なんで我々の間にこんな子が生まれたのか? と。」

「天才から天才が生まれた丈ですよ。」

「(節をつけて)天災は・・・忘れた頃に、やってくる。 しかしなんで42キロも走れるんですかね。」

「リオへいらっしゃるんですか?』

「なにか治安が悪い、悪いと皆が言うのですが本当ですか?」

「本当です。お金、腕時計、なんでも盗られます。でもみんな信じられないほど良い人たちですから大丈夫。リオの人たちはキリストが再臨されたらまずリオへいらっしゃると言っているのです。」

「ハアーー、再臨はリオから、ようしこれを合い言葉にしましょう。行ってまいります。」

「行ってらっしゃい!!」


■ 2016/09/09 パラリンピック  FBより

 武久源造さんの親友で、我々のコンサートにも良く来て下さる堀越喜晴さんは気鋭の英文学者、ギタリスト、エッセイストで全盲の方です。視覚障害の息子さんがおられるので、昨日、何気なく武久さんに堀越さんの近況を尋ねると、ナ、ナ、なんと長男の信司(ただし)くんは先頃、パラリンピックのマラソン選手としてリオへ旅立ったとのこと。キャアアア、常づね盲人には天才が多いと実感していたのですが、パラリンピックの選手(!)とは驚きました。堀越信司くんです。皆様、応援してくださいね。


■ 2016/09/02 ファツィオーリ FBより

 遂にファツィオーリの音を聴くことが出来た。想像した通りの音色と響きだった。1音1音がそのピッチの約束する倍音を伝え、和音になっても濁らずスッと遠くへ抜ける。

 このピアノと共に歌いたい、と思った。どのような声で歌えばこの楽器と融け合うか、ということも具体的にはっきり分かった。が、かなり難しいことも充分予想される。共演楽器、歌手が1音でもはまり切らない音を出したら「うるさい!」という感じになるので。

 貴重な時に感謝。最も聴きごたえがあったのはブラームスの《ピアノ・クインテット》(弦楽4重奏 Ensemble RATTK/ピアノ:山形明朗)だった。

 9/1(木)豊州シビックセンターホール


■ 2016/07/26 《女の愛と生涯》FBより

 大和美信さんのリサイタル(7/24[日] 16:30 スコットホール・早稲田)でシューマンの《女の愛と生涯》(ピアノ:山形明朗・・ausgezeichnet!! )を聴きました。この歌曲集はご存知のように、ある青年を初めて見た少女が、彼に夢中になり、婚約し、結婚、甘い時を経て身ごもり、赤ん坊を授かって我を忘れるほどの恍惚感に浸り・・しかし、夫は天へ・・・絶望の中で聴こえてくるのは初めて彼に出会った第一曲目のピアノ・パート・・・そうピアノ・パートのみ・・・なんと良く出来た音楽なんだろうといつも思うのですが、これを書いた詩人も作曲家も男性なんでして、まあ、私としては鼻白むわけです。バリトンのマティアス・ゲルネは「《女の愛と生涯》は二人の男性が男の脳みそで考えた作品。この曲は女性のためではなく、男性のための作品だと考えている。」と語り、コンサートで実際に歌いました。

 しかし、それはそれとして、大和さんは実に誠心誠意シャミッソーの言葉に共感し、シューマンの音楽を信じ、そしてなにより特筆すべきは、彼女自身がこのような出会い、結婚を経て今に至り、彼女の人生、日常のひとこま、ひとこまをそれは丁寧に歌に反映させていたということなのです。(最後の別れの歌のみは、現在ご主人がお元気なので「いろいろ考え乍ら」と言っておられましたが)こんな幸せな演奏・・・最初から最後迄ただ一人の男性を想って・・・が出来る人は実はそう多くはいないのです。私自身は大和さんのような解釈で歌ったことがないので、非常に新鮮でした。大和さん、リサイタル大成功でしたね。心からお慶び申し上げます。


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