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ムシカWeb通信


■ 2007/09/20 日々の生活あれこれ

 煉瓦の歩道が足に心地良い。行けども行けども歩道は煉瓦である。桃子たちのオペラ芝居のかかっているアメリカン・レパートリー・シアターはハーヴァード大学付属の機関で、このシアターの演目に加え、全米からいろいろな劇団を招いて上演している。8/31から10/6まで<フィガロ>と<ドン・ジュアン・ジョヴァンニ>が日替わりで催され、500ほどの座席が連日売り切れているそうだ。

 役者や歌い手は隣の建物が住居として提供されており、なんと劇場まで30秒。桃子も、ミネアポリスでは家からシアターまで車で30分かかっており、往復の無事を常に気にしていたが、今回は実に伸び伸びしている。

 けげんな顔をしていた茜も一夜明ければニコニコと私に寄ってきて抱っこをせがむ。ホッとする。先回のミネアポリスの時よりずっと物分かりが良くなっており、食事も楽しく様々なものを食べている。

 住処は12,3帖の居間に寝室二つ、キッチン、バス・トイレという間取りで非常に快適だ。さらに外に出れば隣はパン屋! ものごころついて以来ずっとパン、パンと騒ぎ続けた私が、やっとここボストンで理想のパンに巡り会った。丸形の大きなパンは驚きのむしり心地、皮の堅さと中の柔らかさの絶妙なバランス、味は slightly sour、参りました。 バター、チーズ、ジャム、はち蜜等々、なにも付ける気にならない。茜も毎日このパンをぐちぐちと噛んでいる。

 ボストンに着いてからずっとPCの接続が悪く、Blogもままならなかったのだが、いろいろな方々のお蔭でやっとなんとか更新出来るようになった。といっても応急的措置なのでいささか不安ではあるが、まずは以上をテスト投稿し、うまくいったらまた徐々に色々なことを・・・。


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