リサイタル(2/4)のチラシ(Top Page)が配られ始めてから、いろいろな反響が・・・。
知り合いからFAX送信されたチラシを見た方:白黒写真だと、私の白髪が姨捨山へ旅立つ寸前のような様相を呈するらしく 「ギョギョッッ、なにゆえ目出たいコンサートにこのような顔を?」 天然色のを見てね。
この写真、写真家 風間久和氏の数ある名写真のなかでも傑作の部類に入るのでは。昨年の12/30、新宿のサザン・テラスで 撮って戴きました。風間さんとは「婦人之友」の取材で初めてお目に掛かって以来、25年お世話になっています。
「まあ、山川弥千枝って、あの、『薔薇は生きてる』の! まあ懐かしい。毎日毎日読んだわ。あの頃読む本が無くてね。繰り返し読んで、ボロボロになって・・・・。えっ、あの詩が聴けるの? まあ、こんな事って、まあ・・・」と中学の大先輩、中島先生。このような方にお聴き戴けるとは私も長年の『薔薇は生きてる』のファンの一人として、天にも昇る気持ちです。
当日歌う短歌の中から二首
美しいばらさわって見る、つやつやとつめたかった。ばらは生きてる 作曲:黄永燦(Wong WingTsan)
バラの花よお前の奇麗さ私は言えない。もう咲きそうのバラの花よ 作曲:武久源造
この本、絶版ときいていたのですが、なんか情報が入るかと思い検索するとなんと!
■2008年2月下旬 創英社
『薔薇は生きてる』
山川彌千枝著
【解説】穂村 弘、川上未映子、千野帽子【カバーイラスト】中村佑介【帯文】緒川たまき
・四六判、カラー口絵4ページ・約330ページ
だそうです。ついこの間芥川賞をとった川上未映子が解説者の一人とは。
さらに、www.voiceblog.jp/booknavi/184276.html
で全文お読みになれます。本気でこの本の内容を世に知らせたい、という方がおいでなのですね。驚きました。
次回は岡本かの子について少しご紹介したいと思います。