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ムシカWeb通信


■ 2016/09/02 ファツィオーリ FBより

 遂にファツィオーリの音を聴くことが出来た。想像した通りの音色と響きだった。1音1音がそのピッチの約束する倍音を伝え、和音になっても濁らずスッと遠くへ抜ける。

 このピアノと共に歌いたい、と思った。どのような声で歌えばこの楽器と融け合うか、ということも具体的にはっきり分かった。が、かなり難しいことも充分予想される。共演楽器、歌手が1音でもはまり切らない音を出したら「うるさい!」という感じになるので。

 貴重な時に感謝。最も聴きごたえがあったのはブラームスの《ピアノ・クインテット》(弦楽4重奏 Ensemble RATTK/ピアノ:山形明朗)だった。

 9/1(木)豊州シビックセンターホール


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