桃子一家４人の寝る場所を確保せんがため、従来の私の寝室を明け渡したのです。私はその昔太郎の寝ていた部屋へ移りました。移ってから２、３日は横になると同時に眼を瞑っていたので気が付かなかったのですが、ある夜、灯りを消してからカッと目を見開き天井を見ると、なんと、★、☆、星・・・幾つもの星々が青白い光を放って、それは四方の壁に及び、プラネタリウム以上の幻想的光景！！！エエエッ？こんな素晴らしい部屋が我が家に？！ 翌日太郎に訊ねると、壁に☆を散りばめたのは小学校の時だったそうな。ほぼ現実の星座の通りのよう。３０数年知らずに過ごした母親、なに一つ言わずに己れの世界を築いてきた息子、いささかシュンとした日ではありました。
そして桃子です。お蔭様で梅谷さんも桃子も良いタイミングで皆様に現況のピアノ／歌をお聴き戴き、お褒め、応援のお言葉を頂戴致しました。私からも心よりの感謝を申し上げます。日本を離れて２０年、うめももそれぞれが嘗めた辛酸は生半可なものではなかったたはず。まずはそれらを乗り越えての《音楽》だったことに素直に感動したのでした。
驚いたことにうめももは松崎の川のほとりで鶴が舞い上がるのを間近かに見たそうです。そして昨日、桃子は椿山荘で大きな亀に遭遇したとのこと。吉兆ですね！
鶴亀に出会った2015年をますますの飛躍の年に、と今書いて、鶴は飛ぶが亀は這うことに気付きました。やはりこのバランスガなんとも言えないのですね、と独り納得したところでございます。