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ムシカWeb通信


■ 2014/09/17 《宇宙について》終演後の出来事 FBより

 《宇宙について》無事終了。今回は日本声楽発声学会という学術団体の主催によるものだったため、なにかと普段よりは細部にわたって丁寧に仕事を進め、とりわけ自分の体調管理と「転ぶな!」ということには大層な気を使ったのでした。演奏後、学会関係者の「大成功!」とのお言葉、またお客様のいつもとはひと味違うほぐれ方を感じ、喜びに浸って、国分寺チェンバーの方々とアイスビヤーなるものを3杯! 太郎の運転で家に着き、車のドアを明け、地面に左足を下ろした瞬間、その足が麻痺状態だったらしく、おかしなことに、足が4、5歩全く自動的に先へ先へと走り転倒。左の腕の付け根の骨を強打。その痛さは文字には出来ません。

  昨日整形外科に行きレントゲン。石灰が侵出していて、この石灰が激痛の元、ということで、即座に穿刺吸引。痛い所痛い所へ針が潜って行くのです。キャアアアア! 三角布で腕を吊られみじめな姿で家へ。

 それから右手のみの生活となり、なんと日常、左手の働きに無頓着に暮らしてきたのだろう、と反省。まず、簡単なシャツすら着られない、そおっと左を袖に通しても右手が入る時の高さに上がらないのです。お箸は使えるが、ナイフ、フォークではアウト。ナイフはOKでもフォークで押さえることが出来ない。お皿が洗えない。右手の「洗う」力より、お皿を左手で支える力の方が強いのですね。新聞紙に紐を掛けても両手の力がまるで違うので結べない。これまで、怪我をした人、病気になった人への思いやりがいかに中途半端なものであったか、思い知らされました。

 しかし今日は昨日の穿刺のお蔭か、痛みは軽減しホッとしています。すこしゆっくり過ごせば快癒間違い無しですので、ご心配無用です。失礼致しました。


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