9/9（日）には年末にリリース予定のCD、シュッツ《Geistliche Chormusik 1648》のTake選択の作業に入ったのだが、１日かかっても全29曲のやっと半分、第15曲までしかできなかった。9/10午後残り14 曲を聴く。すでに録音の段階で、これ以上の演奏は出来ない、というところまで詰めているので、どんなにあがいても、今ここにある音の中から選ぶしかないのであるが、それでも「ひょっとして取り直しか？」という思いが邪魔をするので先へ進まない。この作業に入ってから睡眠が断続的になり、３、４時間眠ると目が覚める、という状態。やっとの思いで全29曲を選び、10/2（火）コジマ録音で編集。５回に分けて収録した約20時間（練習も入れると約30時間）の音が112分になった。
10/11（木）編集第２回目。29曲の曲間を決める作業。曲の内容や雰囲気に合わせ、曲と曲の間の時間は微妙に異なる。これはコンサートの本番ともまた違う。コンサートとCDの大きな違いは、CDは聴き手の状況が千差万別ということだ。ここから先の作業は指揮者としてというより、純粋な一聴き手として何度も聴くことが必要なのだろう。