あと数時間で飛行機に乗ります。東京には6/29の夕方に到着。ミネアポリスと東京の時差は14時間、このため、6/30のバッハ・カンタータ21番のプログラム・ノートと訳詞を昨夜中に仕上げねばならず、この数日間ただただ歯を食いしばる毎日でした。それにしても21番は是非皆様にお聴き戴きたく、心よりご案内申し上げます。6/30(土)午後6時 上荻の本郷教会です。バッハの魅力とひと口に言っても、外面をなぞるだけでも息が切れる作品ですのに、その底に隠された世界の広がりは途方もなく、ああでもない、こうでもないと秘密の鍵を探し出す作業は面白すぎて止められません。勿論演奏はその上を行く喜びですが。
桃子の3/3に始まった70数回におよぶモーツアルトの公演はすべて終了、一人の歌手の、また一人の役者の事故も病気もなく成功のうちに終わったことを心から嬉しく思います。八月末からボストン公演ですので、もし機会がおありでしたら、どうぞご覧下さい。お勧めです。なんていったって洒落ているのです。この一座のことはまた改めてお話したいと思っています。
いささかグロッキーの大人たちに囲まれ、茜は元気一杯、立って歩く、ということに強い意慾を持っていますが、つたい歩きがやっとです。
ではまた東京で。Yumiko Tanno
お母さん、1月末から何回にもわたって来米し、茜の面倒を見てくれて、本当に感謝しています。母の不在によって、くの方々にご迷惑をおかけしたことと思います。みなさまにも心より感謝申し上げます。お蔭さまで、無事にJeune LuneのFigaroとDon Juan Giovanniのミネアポリス公演を終了することができまして、ほっとしています。夏休みは茜とゆっくり過ごし、充電しています。8月19日からボストンへ行って同じ作品を公演します。詳しくはこちらです。http://www.amrep.org/2008/index.html#figaro